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妻の作った ラスコーの洞窟 抹茶茶碗 陶芸 to be wildの器

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妻の作った ラスコーの洞窟 抹茶茶碗 陶芸 to be wildの器

直径12cm高さ8cm赤土に化粧土を塗り、着彩。内側は薄く、外はごく薄く、釉薬をかけています。岩肌のようなゴツゴツした亀裂を残した茶碗です。妻の通っていた学校で、校庭に竪穴式住居を建てた先輩がいたとかで[勝手に穴を掘らない]という校則ができたそうです。だから『プロポーズはラスコーで』を聴いた時に真っ先に「勝手に穴掘っちゃダメ!!」と思ったことが悔しくて……って、どこからツッこめばいいんだ。校庭に勝手に竪穴住居を建てる先輩、見たことない。その先輩、妻が行き倒れのモグラに驚いてキャーと言った時にサッと来て「踏まれたら可哀そうだ」と紙ですくって落葉の上に置いてあげていたとか。おおらかで素敵な方だったそうです。もっとワイルドにもっと逞しく生きてみたいんだけど、度々ぶっ倒れる自分にはムリだしモグラも怖い。何かそういう憧れを燻らせたまま製作していて、ちまちまやってないでドカンとぶちかませ的なことはいつも頭の片隅にあるんだとか。「普通のことしか出来ない自分をもっとワイルドにしてくれるお茶碗」と妻は言ってますが、同じように先生に習い、大先生の作品を観察しても私はこんな茶碗は作れないです。そもそも中心をとるのを手伝ってもらってもズレるし、まったく妻に追いつけません。抹茶茶碗の善し悪しの基準に[重たく見えて軽い]というのがあるそうで、フチは厚く見えるように、しかし手にすると軽いのが上品なんだとか。私の茶碗は薄く見えて重たいし、なんか歪んでしまいます。ラスコーでまた差がついたな…( ;∀;)絵の方に目がいきがちですが、妻の作るものは形もいいです。#妻の作った陶芸

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